2019年1月21日月曜日

良かった音楽作品 2018年5月購入分(アルバム Part 3)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]



9点 SKEE MASK – COMPRO [ILIAN TAPE] [2LP]

Dario ZenkerMario Zenker兄弟が主宰するミュンヘン[ILIAN TAPE]レーベルの主要アーティストであるミュンヘン出身Bryan MullerによるプロジェクトSKEE MASKによる2年振りとなるセカンドアルバムです。
前作は力強く重厚感のあるブレイクビーツ・テクノ中心のスタイルでしたが、深淵でアンビエンスなブレイクビーツ、ドラムンベース、IDM、エレクトロスタイルによって構築された繊細で幻想的な世界観は前作以上にハイクオリティで素晴らしい内容に仕上がっており、今後も更なるアーティストとしての進化を期待せずにはいられない才能が発揮された名作です。













8.5点 DJ BONE – A PIECE OF BEYOND [SUBJECT DETROIT] [3LP]

以前Differ-Ent名義でのアルバムを紹介したデトロイトのベテランEric DulanによるメインプロジェクトDJ BONEが、自身主宰の[SUBJECT DETROIT]からリリースした同名義では11年振り2作目となるアルバムです。
Differ-Ent名義でのアルバムはアンビエンスな作風も織り交ぜたダークめなスタイルでしたが、今作はこれまで長年の活動で貫いてきた無骨でファンキーな自身のデトロイトテクノスタイルを改めて提示し、自身の生き様を明確にするような内容の上質な作品に仕上がっています。












[MIXCD]




8点 WILL SAUL – INSIDE OUT [AUS MUSIC / !K7] [CD]

UKの名門レーベル[AUS MUSIC]を主宰するWILL SAULが、アルバムとコンピレーションの境界を提案する、未発表の新曲オンリーで制作された新シリーズINSIDE OUTと冠するミックス作品です。
インテリジェンステクノ、ダブテクノ、ブレイクビーツ、テックハウス、ミニマルハウス、ダウンテンポなどの幅広い音楽性を1つのパッケージとして見事に組み合わせて表現しているハイクオリティな内容で、今後このシリーズがどのように展開されていくのか楽しみになる作品です。



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