2018年6月25日月曜日

良かった音楽作品 2017年11月購入分(アルバム Part 1)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。



[アルバム]



9.5点 DEEPCHORD – AURATONES [SOMA] [CD]

ECHOSPACECV313などのユニットとしても活動するデトロイトのRod ModellのプロジェクトDEEPCHORDによる、UK[SOMA]からは2年振り5作目となるアルバムです。
現在ダブテクノ路線最高峰アーティストと言っても過言ではない経歴とクオリティを誇るRod Modellですが、ノンストップ仕様で展開される心地良いビートによるグルーヴと、幻影を映し出すような霧がかったエフェクト・サウンドと音色の美しさによる世界観の見事な構築力はさらに円熟味を増し、アンビエント性とダイナミズムが共存する醇正な空間が作り上げられ、DEEPCHORD名義のアルバムとしては最高傑作だと言える非常に完成度の高い作品に仕上がっています。













8.5点 FUTURE BEAT ALLIANCE – COLLECTED WORKS 1996-2017 [FBA RECORDINGS] [3LP]

1996年にデビューし、[VOID][DELSIN][RUSH HOUR][TRESOR]などから名作を数多くリリースしてきたUKMatthew PuffettによるプロジェクトFUTURE BEAT ALLIANCEの、自身の過去作品をコンパイルしたアルバムです。
デトロイトテクノの叙情性やコズミック路線を継承しながらも、自身の音楽性を表現したスペーシーな作風が存分に堪能出来る、ハイクオリティでエモーショナルなテクノ、IDM、エレクトロ作品です。













8点 JOHN BELTRAN – MOTH [DE:TUNED] [2LP]

90年代から活動し、近年は[DELSIN][SOUL RESERCH]からリリースしているミシガンのJOHN BELTRANによる、1年振り11作目となるアルバムがベルギーの[DE:TUNED]からリリース。
ここ2作のアルバムがアンビエントスタイルを重視した内容でしたが、今作は近年の[SOUL RESEACH]からリリースする作品とも通ずる哀愁感漂うピュア・テクノスタイルで、これまで長きに渡って美しいテクノミュージックを奏で続けている彼のスタイルや実力が存分に堪能出来る、普遍的な魅力を持った素晴らしい作品です。


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