2019年9月2日月曜日

良かった音楽作品 2018年12月購入分(シングル Part 4)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]



8.5点 STEVEN RUTTER & KIRK DEGIORGIO – BRACONIAN BETA [FIRESCOPE] [12inch EP]

「2018年ベスト(レーベル)」にも挙げた[FIRESCOPE]レーベルを主宰しB12としても90年代から活動するUKSTEVEN RUTTERと、[B12]レーベルでデビューしたあと[APPLIED RHYTHMIC TECHNOLOGY(A.R.T)]レーベルを設立し90年代からAs One名義でも活動するUKのKIRK DEGIORGIOによるコラボシングルです。
デトロイトテクノ影響下の初期インテリジェンステクノスタイルの主力アーティストでもあった両者の音楽性が存分に発揮され、どちらの単独作品でも成し得ないようなそれぞれの作風の特徴が有効に作用しているロマンティックな極上のハイテック・ソウル作品に仕上がっています。















8点 IMBUE – OF TIME AND ACTUALITY [IMBUE] [12inch EP]

「2017年2月購入分」で紹介したデビューシングルをいきなり8.5点と高評価した、マイアミを拠点とする3人組ユニットIMBUEによるセカンドシングルです。
ボイスサンプルを多用したメランコリックなムードが漂う上質なミニマルハウス作品です。














8点 KAS:ST – THE LIGHT AT THE END OF THE TUNNEL [MATERIA] [12inch EP]

「2018年1月購入分」で紹介した[FLYANCE]レーベルからのシングルを8.5点、「2018年2月購入分」で紹介した[INFORMA]レーベルからシングルを9点と高評価してどちらも「2018年ベスト(シングル)」に挙げ、他にも4作のシングルを紹介してきたフランスの極上ユニットKAS:STが、Marco Bailey主宰ベルギーの[MATERIA]からリリース。
モダン・ミニマル、ディープテクノ路線におけるトップアーティストと言っていい、広大な空間をイメージさせる幻想的でミステリアスな世界観が構築されたスタイルのハイクオリティな内容は健在で、[DELSIN]などからリリースするドイツのVRILと、自身主宰の[AQUAREJIA]からリリースするカナダの747によるリミックスを収録。
特に極上のディープ・アシッドテクノに仕上げた747によるリミックスは素晴らしく、EPとしての満足度を高める要因になっています。


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