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2018年4月9日月曜日

良かった音楽作品 2017年9月購入分(アルバム Part 2)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。



[アルバム]



9点 HARDFLOOR – THE BUSINESS OF BASSLINES [U/M/A/A / HARDFLOOR] [CD]

1991年にデビューし、アシッドハウスを基盤としたTB-303サウンドとベースラインを駆使する独自のスタイルに固執しながらも、テクノ、ダウンテンポ、ブレイクビーツなどのジャンルと融合させることで幅を広げ発展させてきたドイツの偉大なユニットHARDFLOORによる、デビュー25周年を記念した10作目となるアルバムです。
エレクトロやヒップホップスタイルも取り入れ、色あせることのないハードフロア節を堪能出来る「マンネリの向こう側」に到達したと言ってもいい完成度の高い作品です。
日本盤CDのみ「Acperience 7」を収録しています。














8点 SUBLEE – THEIR MIND LP [BAUMBAUM] [2LP]

[METEREZ]からリリースされたファーストアルバムも以前紹介したルーマニア期待の新鋭SUBLEEが、ベルリンの[BAUMBAUM]からセカンドアルバムをリリース。
繊細のウワモノと、ダビーエフェクトが効いたバウンシーなリズムの組み合わせが絶妙に心地良く、永遠に聴いていたくなるようなロングトラックのディープ・ミニマルハウス作品で、10分越えの4曲が収録されています。













8点 SW. – THE ALBUM [APOLLO] [2LP]

SVNと共に主宰するベルリンの[SUED]からリリースするStefan WustによるプロジェクトSW.2016年に[SUED]からリリースしたファーストアルバムが、ベルギーの老舗レーベル[APOLLO]からライセンスリリース。
ブレイクビーツ、ダウンテンポ、トライバルハウス、IDM、テクノ、アンビエントなど、幅広い音楽性が発揮された作品に仕上がっています。



2014年7月15日火曜日

良かった音楽作品 2014年4月購入分



購入した音楽作品の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。








[アルバム]






8.5点 HARDFLOOR – THE ART OF ACID [HARDFLOOR] [2LP]



注:CD盤に収録されている10曲が、アナログ盤では2LP『THE ART OF ACID』(8曲)と12inch EP「TWEAKEND / NECESSARY ROUGHNESS」(2曲)に分かれているので、ここでは12inch EP収録曲の方も加えた10曲分をアルバムの評価の対象としています。


一貫した独自のスタイルを壊すことなく、ここ2作のアルバムを更に洗練させた職人芸と言える内容で、特に「Analogue Bubbletea」という曲が全盛期の雰囲気を感じさせつつ、荒々しさと繊細さのバランスが絶妙に保たれたかっこいいアシッド・テクノ。
オリジナルアルバムとしては今作は1stに匹敵する完成度だと思います。





















[シングル]





8.5点 DARK SCIENCE – RAIN [REJECTED] [12inch EP]

[SINO]や[GREEN]などから数多くの名曲をリリースしてきたオランダのJORIS VOORNが、久々となるDARK SCIENCE名義で自身の[REJECTED]レーベルからリリース。
力強いリズムトラックに、カットアップされたボイスサンプルやジャジーなエレピとサックスが響くファンキーなテックハウスの「Rain」と、ファンキーなボイスサンプルとレイブ感溢れるブレイクに思わず体が揺れ動いてしまう「Rust」を収録。
確立されたオリジナリティとクオリティの高さに、改めてJORIS VOORNのセンスと格の違いを実感させられる素晴らしいシングルです。











8点 KARIM SAHRAOUI – ETERNAL LIFE EP Part.1 [TRANSMAT] [12inch EP]

Laurent Garnier主宰の[F...U! FCOM]レーベルなどからのリリースでも知られるフランスのDJINXXことKARIM SAHRAOUIが、Derrick May主宰の[TRANSMAT]レーベルの記念すべき200番としてリリース。
[TRANSMAT]のコンピレーションアルバムにも収録されていた、疾走感と未来感溢れるマシンソウルの「Nightflow」と、伝統的なデトロイトテクノの素晴らしさを感じさせてくれる美しい旋律の「Stella」を収録しており、どちらも高水準の内容です。










8点 LIFE RECORDER / SEMERKA - TRACK MOOD [BOKHARI] [12inch EP]

デトロイトの[AESTHETIC AUDIO]レーベルなどから好作品をリリースしているフランスのLIFE RECORDERと、ロシアの新鋭SEMERKAによるカップリングシングル。
デトロイトテクノの良さを正統的に受け継ぐ、繊細でエモーショナルな音色がとても美しい「Toms of Times」、アシッドベースを使ったディープハウスの「Kandinsky」など、全曲良いです。












7.5点 ARIL BRIKHA / DEEP’A & BIRI – HOPE [BLACK CROW] [12inch EP]

Derrick Mayが絶賛するイスラエルのDEEP’A & BIRIのレーベル[BLACK CROW]の2作目は、[TRANSMAT]などからのリリースでもお馴染み、スウェーデンのARIL BRIKHAとのコラボシングル。
ARILの方は透明感のあるシンプルなテックハウス、DEEP’A & BIRIはダビーで深みのあるディープ・テクノです。











7.5点 SANTIAGO SALAZAR – GALATIC STOMP EP [FINEST BLEND] [12inch EP]

UR、LOS HERMANOS、ICANなどで活躍するDJ S2ことSANTIAGO SALAZARが、スウェーデンのデトロイト系レーベル[FINEST BLEND]からリリース。
パーカッシヴなトライバルトラックにエモーショナルなシンセが乗ってくる、[ICAN]スタイルのデトロイトテクノです。










7.5点 GERALD MITCHELL – FAMILY PROPERTY EP [GMI PRODUCTIONS] [12inch EP]

URのメンバーでLOS HERMANOSの中心メンバーであるGERALD MITCHELLが2011年にリリースしたソロアルバム『FAMILY PROPERTY』からのシングルカットです。
僕はこのアルバム自体はそんなに好きではなかったのですが、このシングルは未発表トラックの「Two Feet Up」が収録されており、この曲がLOS HERMANOS系の壮大で広がりのある上モノが印象的なデトロイトテクノで良いです。