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2016年5月16日月曜日

良かった音楽作品 2016年1月購入分(シングル)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。




[シングル]




8.5点 SEBASTIAN MULLAERT – YOU’RE AN ORCHESTRA IN THE COSMOS (Joris Voorn Remix) [GREEN] [12inch EP]

ユニットMINILOGUEとしても活動するSEBASTIAN MULLAERTが、オランダのJoris Voorn主宰[GREEN]からリリース。
効果的なアシッドシンセでアクセントをつけつつグルーヴをキープするディープ・テクノのオリジナル、オリジナルをダークなテイストに仕上げたBlinkarp名義のリミックス、非四つ打ちのリズムで神秘的で不穏な雰囲気に仕上げられたWa Wu We名義のリミックスに加え、叙情的で高揚感を煽る完成度の高いメロディアス・テックハウスに仕上げられたJoris Voornによるリミックスを収録。
充実した内容です。














8点 DUSTY KID – THE ARSONIST [ISOLADE] [12inch EP]

2015年9月購入分で紹介したDUSTY KIDの傑作アルバム『NOT SO GREEN FIELD』からのシングルカットEPです。
ノスタルジックなムードを漂わせる「The Arsonist Part2」、レイビーでアグレッシヴながらもダサくならない絶妙なラインが保たれている「Doa」、そしてアルバム未収録のメロディアスでエモーショナルな壮麗なテックハウスの「Serpentara」を収録しています。












8点 HANS BERG – WHALES EP [UFO STATION] [12inch EP]

Ian Pooley[MONTAGE]レーベルからもリリースし、JOHANNA KNUTSSONとの共作でのリリースが多いスウェーデンのHANS BERGが、[UFO STATION]レーベル3作目としてリリース。
レーベルの方向性と見られるギャラクティックなテックハウス作品で、デトロイトテクノにも通ずる宇宙を連想させる作風の好作です。












7.5点 B12 – ORBITING SOULS [DELSIN] [12inch EP]

90年代[WARP]レーベルのアーティフィシャル・インテリジェンス・テクノ(AI)シリーズの代表アーティストでもあったユニットB12が、オランダの名門[DELSIN]からリリース。
繊細な音の質感の心地良さと美しいメロディに彩られたピュア・テクノ作品です。



2016年2月8日月曜日

良かった音楽作品 2015年10月購入分(アルバム、MIXCD)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。

量が多くなるので、この記事ではアルバムとMIXCD作品のみ紹介します。





[アルバム]




8点 KUBA SOJKA – MULTIPLE FACES [DMK] [2LP]


シカゴの[MATHEMATICS RECORDINGS]レーベルなどからもリリースするポーランド出身のKUBA SOJKAが、4年振りとなるセカンドアルバムを自身のレーベル[DMK]からリリース。
前回のアルバム「MISTERIOUS INTRIGUE」はディスコやソウルの要素を織り交ぜたハウス路線の好作でしたが、今作は古き良きデトロイトテクノの魅力を正統的に受け継いだ路線で、前アルバムとは違ったKUBA SOJKAというアーティストの魅力が発揮された完成度の高い作品に仕上がっています。
リリースされるEPもほぼ全て購入するくらい僕好みのスタイルで、常に質の高さもキープされていて信頼出来るアーティストです。













7.5点 KATE SIMKO & TEVO HOWARD – POLYRHYTHMIC [LAST NIGHT ON EARTH] [2LP]

2007年頃から活動するシカゴハウスの有力アーティストTEVO HOWARDと、同じくシカゴの女性アーティストKATE SIMKOの共作アルバムが、UKSASHA主宰[LAST NIGHT ON EARTH]からリリース。
良くも悪くも一辺倒になりがちだったこれまでのTEVO単体の作品と比べると、繊細で落ち着いた雰囲気が強まり、作風の幅が広がっているように感じます。
飽きのこない完成度という点において共作による影響がプラスに作用しており、質の高いUSディープハウス作品に仕上がっています。













7.5点 MIRROR SYSTEM – N-PORT [A-WAVE] [CD]

UKのSteve Hillageが1990年頃から活動しているユニットSYSTEM 7が、自身のレーベル[A-WAVE]からダンスコンセプトのアルバム「X-PORT」とともにリリースしたMIRROR SYSTEM名義のアルバムです。
トランシーなプログレッシヴ・テクノ路線の「X-PORT」に対し、こちらの名義ではアンビエント、ダウンテンポ路線の作風になっており、個人的にはこちらの方が好みです。













7.5点 SANTIAGO SALAZAR – CHICANISMO [LOVE WHAT YOU FEEL] [2LP]

URICANLOS HERMANOSGalaxy 2 Galaxy などで活動していたDJ S2ことSANTIAGO SALAZARによるファーストアルバムが、Tomas Cox主宰US[LOVE WHAT YOU FEEL]からリリース。
これまでの彼の音楽性が表現された、ラテンとギャラクティック要素が特徴的なファンキーで力強いテクノ作品です。
  












7.5点 SEBASTIAN ZANGAR – CHILDREN OF M [LANTERN] [CD]

ルーマニア出身、ベルリン在住のSEBASTIAN ZANGAR2年振りとなるセカンドアルバムです。
前アルバムはエレクトロニカ/IDM系の内容でしたが、今作はMAURIZIO(Basic ChannelRhythm & Sound)から最重要な影響を受けているという意味合いを含むタイトルからもイメージ出来る、ディープ・ダブテクノにこだわって作られたアルバムになっています。













7.5点 SWINDLE – PEACE LOVE & MUSIC [BUTTERZ] [CD]

UKSWINDLE2年振りとなるセカンドアルバムです。
ツアーで世界中を周り、その中で自分の求めている音楽が追求されたことから、土地の名前が曲名になっています。
ソウル、ファンク、ジャズなどのルーツを多様なリズムを用いて独自の音楽性として昇華させ、楽曲ごとの魅力もアルバム全体の完成度も前作を遥かに凌駕した内容になっています。














[MIXCD]



8点 SEABASTIAN MULLAERT & ULF ERIKSSON - THE DANCE [KONTRA-MUSIC] [CD]

スウェーデンの有力レーベル[KONTRA-MUSIC]を主宰するULF ERIKSSONによるDJプレイと、SEABASTIAN MULLAERT(MINILOGUE)によるライブセットを組み合わせたアドリブ演奏を収録したMIXCDです。
繊細で実験的な要素と淀みのないグルーヴ感を兼ね備えた、ディープ・アシッド・ミニマルの好作です。