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2015年7月14日火曜日

良かった音楽作品 2015年4月購入分


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。






[シングル]






8点 V.A. – RAW IERO SPECIMEN [IERO] [12inch EP]

2003年に新潟で立ち上げられ、デトロイトのテクノやディープハウスの影響が色濃いソウルフルで良質な作品をリリースし、海外でも多くの支持を得ている[IERO]レーベルの5曲入りコンピレーションです。
これまでのレーベル作品を担ってきたKOUJI NAGAHASHIの2曲TAKUYA MATSUMOTOの1曲に加え、新鋭のMASASHI KURITA2曲参加しており、特に「RAW EMO」のまるで別世界へ誘われたかのような10分に渡るディープトラックが素晴らしく、今後の活躍が大いに楽しみです。
常に一定のクオリティが保たれながら、日本にはあまり存在しないタイプのアンダーグラウンドなレーベルでアナログリリースを続けている姿勢は、リスペクトせずにはいられません。













7.5点 FOUR WALLS – OBSERVE THE HEAVENS EP [EAT MORE HOUSE] [12inch EP]


東欧ベラルーシの新鋭FOUR WALLSが、ドイツの新興レーベル[EAT MORE HOUSE]レーベルからリリース。
USディープハウスの影響を色濃く感じさせる、ジャジーでパーカッシヴな上質のディープハウス作品です。













7.5点 HOAX BELIEVERS – CAMUS MARTIUS EP [FEROX] [12inch EP]


以前スペイン[FANZINE]レーベルからの作品も紹介した、Alejandro LopezJose RicoのユニットHOAX BELIEVERS UKのベテランRuss Gabriel主宰の[FEROX]レーベルからリリース。
初期のIan O’brienあたりをイメージさせるギャラクティック・テクノトラックです。













7.5点 JOUEM – EPISODES 4/8 [MOJUBA] [12inch EP]


エモーショナルで美しいダブ・ハウスで完全に独自のスタイルと世界観を築き上げているベルリンのSVEN WEISEMANNによる、2012年から始まったJOUEM名義のプロジェクトシリーズの4作目です。
内容的な目新しさは特にありませんが、オリジナリティのあるクオリティが高い作品を安定して提供してくれる信頼出来るアーティストです。













7.5点 LIFE RECORDER – UPRISING [GROUNDED IN HUMANITY] [12inch EP]


デトロイトの[AESTHETIC AUDIO]レーベルなどからもリリースするフランスのLIFE RECORDERが、スペインのダブ・テクノ系レーベル[GROUND IN HUMANITY]からリリース。
LIFE RECORDERのこれまでの作品同様デトロイトテクノの影響を色濃く感じさせる、浮遊感と叙情性がセールスポイントの心地良いディープ・テックハウスです。













7.5点 PALMS TRAX – IN GOLD [DEKMANTEL] [12inch EP]

ロンドンの新興レーベル[LOBSTER THEREMIN]からデビューしたベルリンのPALMS TRAXが、アムステルダムのパーティー[DEKMANTE]レーベルからリリース。
初期デトロイトやシカゴの影響が色濃い、綺麗な音色としなやかなハウス・グルーヴが特徴的な作品です。















[アルバム]





7.5点 NICK HOPPNER – FOLK [OSTGUT TON] [2LP]


ベルリンのクラブ「PANORAMA BAR」のレジデントDJで、それを主宰するレーベル[OSTGUT TON]のマネージャーも務めていたNICK HOPPNERによるファーストアルバムです。
エモーショナルな雰囲気を常に醸し出しながら、ディープ・テクノ、テックハウス、デトロイトテクノ、ブレイクビーツ等のスタイルを駆使し、ライトな親しみやすさとディープな世界観が良い具合にまとめあげられた作品になっています。





2014年8月6日水曜日

良かった音楽作品 2014年5月購入分



購入した音楽作品の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。






[アルバム]





9点 TERRENCE PARKER – LIFE ON THE BACK 9 [PLANET E] [3LP]

デトロイトハウスのベテランTERRENCE PARKERがCarl Craig主宰の[PLANET E]からリリースした4作目のアルバムです。
ソウルフルでエモーショナルな王道デトロイトハウスですが、シングル化された「FINALLY」や「SAVED FOREVER」だけでなく、1つ1つの曲のクオリティが非常に高く、隙のない優れた完成度を誇るアルバムになっています。














7.5点 BENGOA – WHAT YOU GIVE [BLIND STITCH] [3LP]

ギリシャのBENGOAの、自身のレーベルからのファーストアルバム。
比較的オーソドックスなディープハウスですが、まとまりがあり完成度が高いです。















[シングル]





8点 DEAN DECOSTA – HEIMFALLEN EP [STYLAX] [12inch EP]

[MOSAIC]、[BACK GROUND]、[LO-FI STEREO]レーベルからリリースしていたアメリカのDEAN DECOSTAの1999年から2002年の作品をまとめたコンピレーションEP。
上質なダブ・ミニマル、ディープミニマル、IDMトラックを4曲収録した好作品です。











8点 ORLANDO VOORN / VICTOR SANTANA – LIVERNOISE AVENUE [CHAVAL] [12inch EP]

スペインの[CHAVAL]レーベルの中心アーティストVICTOR SANTANAと、オランダのベテランORLANDO VOORNによるスプリットシングル。
それぞれの曲が2曲ずつ収録されていますが、古き良きデトロイトテクノの趣のあるドラマチックで疾走感のある「For the Love」(VICTOR SANTANA Remix)が素晴らしい仕上がりです。
















8点 TERRENCE PARKER / SIMON HINTER – SHIFT 004 [MIDNIGHT SHIFT] [12inch EP]

シンガポールの[MIDNIGHT SHIFT]レーベルから、デトロイトハウスの重鎮TERRENCE PARKERと、[PHIL]レーベルから好内容のリリースを続けるドイツの新進気鋭プロデューサーSIMON HINTERによるカップリングシングル。
SIMON HINTERらしい繊細で奥行のあるディープハウスやダブ・テックトラックも良いのですが、TERRENCE PARKERによる「It Hurts」が、エモーショナルで高揚感のある絶品のデトロイトハウストラックに仕上がっており、圧倒的な完成度を誇っています。














7.5点 HOAX BELIEVERS – GENESIS EP [FANZINE] [12inch EP]

Orlando VoornやSantiago Salazarなどの作品をリリースするスペインの新興レーベル[FANZINE]から、レーベル主宰デュオのHOAX BELIEVERSの作品。
これまでのレーベル作品同様、デトロイトテクノの影響を強く感じさせる内容で、全4曲聴き応えがあります。
このレーベルは今後も期待したいです。














7.5点 INTROSPECTIVE / ROBERTO BOSCO – WHEN THE RAIN COMES DOWN [BALANCE MUSIC] [12inch EP]

シカゴのChez Damierが主宰する[BALANCE MUSIC]から、イタリアのROBERTO BOSCOによるINTROSPECTIVE名義とROBERTO BOSCO名義の作品を収録。
INTROSPECTIVE名義はJenifa Mayanjaをボーカルに起用したアシッドテイストのディープ・シカゴハウス、ROBERTO BOSCO名義ではアンビエント色の強いディープハウスです。













7.5点 PEV & KOWTON – ASUSU (Surgeon / Nick Hoppner Remix) [LIVITY SOUND] [12inch EP]

ブリストルのPEV、KOWTON、ASUSUが、主にベース・ミュージックを通過したテクノトラック作品をリリースしている[LIVITY SOUND]レーベルの作品を、UKミニマルの大御所Surgeonと、[OSTGUT]レーベルでお馴染みのドイツのNick Hoppnerがリミックス。
幽玄な雰囲気を漂わせるミニマルテクノのSurgeonリミックスと、エモーショナルなブレイクビーツ・テクノのNick Hoppnerリミックス、どちらも好内容です。