1~3月に観た映画を個人的な満足度10点満点で紹介します。
満足度は、「面白い」、「繰り返し観たい」、「人に薦めたい」の度合いを組み合わせて数値化したものです。
⑮表記は「新作」です。
BSスカパーで放送された「ゆうばり映画祭サテライト上映」で観た作品は未公開や不明のものも多いので、「*ゆうばりサテライト」と表記しています
111本(1/1/~3/31)
6点以上 10本(9%)
5点 14本(12.6%)
4点 21本(18.9%)
3点 26本 (23.4%)
2点 27本 (24.3%)
1点 15本 (13.5%)
10点
なし
9点 ウォールフラワー (2012/アメリカ/監督・脚本:スティーヴン・チョボスキー)
映画『ウォールフラワー』(2012アメリカ)観た。圧倒的に美しい青春物語でした。心の闇が生み出す逃れられない「苦悶」と、逃れようのない過去を未来に繋げるための救いが高校生活の中で見出される「輝き」のコントラストが素晴らしかったです。特にラスト20分の主人公の精神状態の構成が最高。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 19
8点 鑑定士と顔のない依頼人 (2013/イタリア/監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ)
映画『鑑定士と顔のない依頼人』(2013イタリア)観た。上質なミステリーで、観終えたときはアンハッピーエンドだと思ったけど、しばらくしたらこれはやはりハッピーエンドだと思えてきました。芸術作品と人間の感情を絶妙に絡めた台詞や構成が素晴らしく、とても奥深くて面白い作品でした。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 30
8点 フリア よみがえり少女 (2012/スペイン/監督・脚本:アントニオ・チャバリアス)
映画『フリア よみがえり少女』(2012スペイン)観た。これは傑作だと思います。主人公ダニエルが幼い頃に犯した罪に悩まされる心理サスペンスが主軸ですが、ダニエル家に預けられた少女の存在がホラー的魅力を生み出し、なおかつ幼少期の人格形成を考えさせる社会派な側面も描いた人間ドラマ。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 11
7点 パラノイア (2014/日本/監督:丹野雅仁、脚本:カマチ) *ゆうばりサテライト
BSスカパーのゆうばり映画祭サテライト上映で観た『パラノイア』が凄く良かったです。認知症老人とその家族を題材にした、人間が狂っていく様の描き方が秀逸な社会派サイコホラー。人間の恐ろしさの表現は楳図かずおの漫画的で、そこに現代の日本が抱える切実な問題を適用していて深みを感じる内容。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 4
7点 ブルージャスミン (2013/アメリカ/監督・脚本:ウディ・アレン)
映画『ブルージャスミン』(2013アメリカ)観た。「セレブから転落した女性が金のない生活に苦労する」感じの内容だと思って観ていたら、終盤で一気に印象が変わりました。周囲と自分の問題だけではなく、過去の自分を正当化するか後悔するかの折り合いをつけられずもがき苦しむ様が描かれている。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 17
「社会と向き合えず現実逃避してしまう女性」を描いていることと、辛く痛々しい物語をポップに描いているという点で、『ブルージャスミン』は『私の優しくない先輩』のセレブ妻バージョンというイメージを持ちました。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 17
7点 恋人たちの予感 (1989/アメリカ/監督:ロブ・ライナー、脚本:ノーラ・エフロン)
6点 ケシ畑の小さな秘密 (2012/コロンビア)
6点 サイレント・ハウス (2011/アメリカ)
6点 そこのみにて光輝く (2014/日本)
6点 メイクルーム (2014/日本) *ゆうばりサテライト
5点 懺悔 松岡真知子の秘密 (2010/日本)
5点 井口昇のワンダーグラビティ 変態団 /自傷戦士ダメージャー (2014/日本) *ゆうばりサテライト
映画『懺悔~松岡真知子の秘密~』観た。観始めて「城定監督っぽいな」と思ったら城定監督作品でした。確執のある姉妹を描いたかなり重い話なのですが、物語と人物を描く要素としてエロが非常に有効に使われている所に、改めて城定監督の凄さを感じます。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 1月 31
5点 井口昇のワンダーグラビティ 変態団 /自傷戦士ダメージャー (2014/日本) *ゆうばりサテライト
5点 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (1995/日本)
5点 鬼灯さん家のアネキ (2014/日本)
5点 セカンドカミング(2012/アメリカ)
5点 ディアトロフ・インシデント (2013/アメリカ、イギリス、ロシア)
5点 トガニ 幼き瞳の告発 (2011/韓国)
5点 DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙のあとに何を見る? (2013/日本)5点 ドロップ (2008/日本 横井健司監督)
5点 半径3キロの世界 (2012/日本)
5点 プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 (2012/アメリカ)
5点 ペダルの行方 (2009/日本)
5点 ライク・サムワン・イン・ラブ (2012/日本、フランス)
5点 もしも昨日が選べたら (2006/アメリカ)
4点 時空変態人間 時間よ止まれ! (2014/日本)
4点 あかり (2011/日本)
映画『時空変態人間 時間よ止まれ!』(2014日本)観た。基本的には時間を止めて女性の裸を覗いたりする内容ですが、時を止める装置があまりにも安っぽくて面白く、低予算を上手く笑いに昇華出来ている印象です。『変態仮面』のパロディ感もあった。星美りかさんのエロさ加減も適切でした。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 22
4点 あかり (2011/日本)
4点 キツツキと雨 (2012/日本)
4点 逆転のシンデレラ (2010/日本)
4点 恋のためらい フランキーとジョニー (1991/アメリカ)
4点 コッホ先生と僕らの革命 (2011/ドイツ)
4点 琥珀色のキラキラ (2008/日本)
4点 殺人漫画 (2013/韓国)
4点 四月物語 (1998/日本)
4点 Three
Monkeys 愚かなる連鎖 (2008/トルコ、フランス、イタリア)
4点 スワロウテイル (1996/日本)
4点 Seventh
Code セブンスコード (2013/日本)
4点 動物の狩り方 (2010/日本)
4点 眠れる美女の限界 (2013/日本)*ゆうばりサテライト
4点 MAMA (2013/カナダ、スペイン)
4点 夜があけたら (2014/日本) *ゆうばりサテライト
4点 LIVE AND
DIE (2013/アメリカ)
4点 ラッシュ プライドと友情 (2013/アメリカ/ドイツ/イギリス)
4点 ヨコハマ物語 (2013/日本)
⑮3点 歯まん (2015/日本) *ゆうばりサテライト
⑮3点 私たちのハァハァ (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 うつろう (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 江ノ島プリズム (2013/日本)
3点 狼たちのノクターン<夜想曲> (2012/香港)
3点 女心と秋の空 ふしだらな子猫 (2010/日本)
3点 君は僕の未来 (2009/日本)
3点 恋と愛の測り方(2011/アメリカ、フランス)
3点 恋の門 (2004/日本)
3点 コントロール・オブ・バイオレンス (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 ダラス・バイヤーズ・クラブ (2013/アメリカ)
3点 チームバチスタFINAL
ケルベロスの肖像 (2013/日本)
3点 曇天クラッシュ (2010/日本)
3点 花になる (2008/日本)
3点 ファイ 悪魔に育てられた少年 (2013/韓国)
3点 ハングリー・ラビット (2011/アメリカ)
3点 密かな吐息 (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 フォーリング・ダウン (1993/アメリカ)
3点 不良女子高生 (2014/日本)
3点 フロム・ダスク・ティル・ドーン (1996/アメリカ)
3点 ホール・イン・ワンダーランド (2009/日本)
3点 やがて哀しき復讐者 (2011/中国、香港)
3点 UFO食堂 (2008/日本)
3点 もうしません! (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 RIGHT HERE
RIGHT NOW (2014/日本) *ゆうばりサテライト
3点 檸檬のころ (2007/日本)
⑮2点 世界の終わりのいずこねこ (2014/日本) *ゆうばりサテライト
⑮2点 鼻目玉幸太郎の恋 (2015/日本) *ゆうばりサテライト
2点 ヴェノム 毒蛇男の恐怖 (2005/アメリカ)
2点 嘘つき女の明けない夜 (2008/日本)
2点 ガーデン・オブ・エデン 失楽園の3人 (2010/イギリス、スペイン)
2点 崖っぷちの男(2011/アメリカ)
2点 くだん (2008/日本)
2点 グランド・ブダペスト・ホテル (2014/イギリス、アメリカ、ドイツ)
2点 くりいむレモン 蕾のかたち (2005/日本)
2点 けものがにげる (2007/日本)
2点 The Salad
Rudies (2014/日本) *ゆうばりサテライト
2点 実録 女の犯罪Ⅱ (2014/日本)
2点 世界にひとつのプレイブック (2012/アメリカ)
2点 そぼろごはん (2009/日本)
2点 男子高校生の日常 (2012/日本)
2点 ヌイグルマーZ(2013/日本)
2点 TAKESHIS’ (2005/日本)
2点 透明変態人間 60分の秘薬 (2014/日本)
2点 ハゲ鷹と女医 (2010/アルゼンチン、チリ、フランス、韓国)
2点 HERO (2014/日本) *ゆうばりサテライト
2点 FLYING
BABY (2007/日本)
2点 マシニスト (2004/スペイン、アメリカ)
2点 満月のパレード (2014/日本) *ゆうばりサテライト
2点 MIZO (2014/韓国) *ゆうばりサテライト
2点 屋根の上の赤い女 (2007/日本)
2点 LINE (2006/日本)
2点 RAFT (2010/日本)
⑮1点 春子超常現象研究所 (2015/日本) *ゆうばりサテライト
1点 風立ちぬ (2013/日本)
映画『風立ちぬ』(2013日本)観た。一言で感想を言うなら「絶望的」。全てが「設定」でしかない。「設定」を、画や音楽を使って表面的に「作品」のように見せている。全ての登場人物が「設定」を全うしている。記号みたいな作品でした。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 10
例えば映画で「AはBを好きだ」ということを表現するにはAの演技でそれを感じさせるべきで、観客に「AはBを好きな設定か」と思わせてはいけないと思っています。人物の感情が伝わらないと「設定」になってしまうし、「設定」が人物の言動を支配してしまうとそれは絶望的な内容に向かうと思います。
— トップオブウンコマン (@topofunkoman) 2015, 3月 10
1点 逢いびき (2014/日本)
1点 アパリション 悪霊(2012/アメリカ)
1点 おとこのこ (2010/日本)
1点 ここにいる・・・ (2011/日本)
1点 さちとチコ (2006/日本)
1点 さよなら、ジョージ・アダムスキー (2007/日本)
1点 第三の肌 (2008/日本)
1点 直下型の女 (2007/日本)
1点 trash
words (2006/日本)
1点 パラノーマル・アクティビティ 呪いの印 (2014/アメリカ)
1点 ふざけるんじゃねえよ (2014/日本)
1点 真夏の夢 (2014/日本) *ゆうばりサテライト
1点 女島 (2013/日本) *ゆうばりサテライト
0 件のコメント:
コメントを投稿