2016年1月14日木曜日

良かった音楽作品 2015年9月購入分(シングル)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。

シングル以外の作品は良かった音楽作品 2015年9月購入分(アルバム、DVD)で紹介しています。




[シングル]



8点 HOMEWORK – PALINDROME 1 [LET’S PLAY HOUSE WHITE] [12inch EP]

2010年頃からリリースするアムステルダムの二人組ユニットHOMEWORKが、ニューヨークの[LET’S PLAY HOUSE]のサブレーベル[LET’S PLAY HOUSE WHITE]からリリース。
USディープハウスの影響を感じさせる、上質で完成度の高い作品です。
B2の「Yakushima Dreams」は日本の屋久島を旅行してインスパイアされたという、美しい自然の情景が思い浮かぶ雰囲気の好トラックに仕上がっています。














8点 PORN SWORD TOBACCO – MAGNIFIK BOTANIK [ANIARA] [12inch EP×2]

スウェーデンのHenrik JonssonのプロジェクトPORN SWORD TOBACCOがスウェーデンのテックハウス系レーベル[ANIARA]からリリースした5曲入りの2枚組シングルです。
パーカッシヴなミニマルトラックのA1、ディープ・ダブテクノのB1、ジャジーなディープハウスのC1、ブロークン・ハウスのD1など、多様なスタイルが堪能出来る作品です。













7.5点 BRIAN HARDEN – BEYOND CHICAGO EP [SOUL PRINT] [12inch EP]

1995年にデビューし、[RELIEF][MOODS & GROOVES]レーベルなどからリリースしていたシカゴのベテランBRIAN HARDENがセルビアの[SOUL PRINT]からリリース。
軽快なハウスグルーヴにデトロイト系の感傷的なシンセが映えるA1Beyond Calais」が好内容です。













7.5点 DUB TAYLOR feat. EDDIE – SUMMER RAINBOW 2015 RE–MASTER (Marko Furstenberg Remix) [ROTARY COCKTAIL] [12inch EP]

ダビーなテックハウス系の作品をリリースするドイツのDUB TAYLOR2001年に[RAUM …MUSIK]からリリースしたファーストアルバム『Form & Figures』に収録されていた「SUMMER RAINBOW」のリマスター作品がドイツの[ROTARY COCKTAIL]レーベルからリリース。
女性ボーカルが印象的な軽快なダブ・ハウスのオリジナルも良いですが、[ORNAMENTS]レーベルを主宰するドイツのMarko Furstenbergのリミックスが、心地良さを高めるエフェクトや音色と、よりディープで深みのあるグルーヴが確立された好内容となっています。













7.5点 ETHYL & FLORI – AIM 014 (Edward Remix) [AIM] [12inch EP]

Christopher RauMoominなどもリリースするドイツの[AIM]レーベルから、同レーベルのリリース経歴もあるFLORIと、ETHYLによる共作シングルです。
ロウ・ハウスとデトロイトテクノを上手く融合させたかのような音楽性が魅力的で、繊細なディープハウスのEdward Remixも好内容です。



2016年1月8日金曜日

観た映画 2015年10~12月

近年特に自分が好きなタイプの作品は、観終わったあとに「ん、これはどういうことだ?」と考えさせられる内容が多く、改めて最初から早送りしながら観直すことが多いです。
そうすることで最初のシーンの意味に気付いたり、ラストの解釈や内容の理解が深まって満足度が高くなることが多く、少なくとも観直したことで満足度が下がるということはほとんどありません。
映画館で観ているとそれは不可能ですが、家で観ているとそれがノーリスクで出来るので、最近は家で観るスタイルを重視するようになっています。


満足度は、「面白い」、「繰り返し観たい」、「人に薦めたい」の度合いを組み合わせて数値化したものです。


⑮表記は「新作」です。



40本(10/1~12/31

6点以上 3本(7.5%)
5点 1本(2.5%)
4点 3本(7.5%)
3点 14本(35.0%)
2点 14本(35.0%)
1点 5本(12.5%)



10点 

なし





9点

9点 ある優しき殺人者の記録 (2014/日本/韓国/監督、脚本:白石晃士)




8点 

なし





7点

7点 DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧 (2015/日本/監督:大根仁)




6点

6点 花とアリス殺人事件 (2015/日本/監督、脚本:岩井俊二)




5点 

5点 ジャッジ 裁かれる判事 (2014/アメリカ)




4点

4点 プリデスティネーション (2014/オーストラリア)
4点 想いのこし (2014/日本)
4点 殺人の疑惑 (2013/韓国)



3点

3点 幕が上がる (2015/日本)




3点 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス (2015/日本)
3点 劇場霊 (2015/日本)
3点 時空変態人間 もしも時間が止められたら! (2015/日本)
3点 嬢王ゲーム 女の下克上決戦 第2章 (2015/日本)
3点 乃梨子の場合 (2014/日本)
3点 マイ・フレンドシップ・キルト (2015/日本)
3点 黒いスーツを着た男 (2012/フランス/モルドヴァ)
3点 さまよう刃 (2014/韓国)
3点 35歳の童貞男 (2014/日本)
3点 人狼ゲーム ビーストサイド (2014/日本) 
3点 ダウト・ゲーム (2014/ドイツ/カナダ/アメリカ)
3点 デタッチメント 優しい無関心 (2011/アメリカ)
3点 ベイマックス (2014/アメリカ)




2点


2点 すんドめ (2015/日本)
2点 すんドめ 2 (2015/日本)
2点 銭湯童貞 風呂屋バイト・ケンちゃんの初体験物語 (2015/日本)
2点 テスター・ルーム (2014/イギリス/アメリカ)
2点 アオハライド (2014/日本)
2点 APP:アプリ (2013/オランダ)
2点 紙の月 (2014/日本)
2点 キカイダー REBOOT (2014/日本)
2点 クローバー (2014/日本)
2点 青天の霹靂 (2014/日本)
2点 絶対領域 (2014/日本)
2点 道化してるぜ! R15+版 (2012/アイルランド)
2点 特捜部Q 檻の中の少女 (2013/デンマーク)
2点 欲動 (2014/日本)




1

1点 さよなら歌舞伎町 (2014/日本)
1点 味園ユニバース (2015/日本)
1点 海月姫 (2014/日本)
1点 東京少年 (2007/日本)
1点 真夜中の五分前 (2014/日本/中国)


2016年1月2日土曜日

良かった音楽作品 2015年9月購入分(アルバム、DVD)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。

量が多くなるので、この記事ではアルバムとDVD作品のみ紹介します。





[アルバム]



8.5点 DUSTY KID – NOT SO GREEN FIELDS [ISOLADE] [CD]

ドイツの[BOXER]レーベルなどからリリースする自身のイタリアのDUSTY KIDが、自身のレーベル[ISOLADE]からリリースした4作目のアルバムです。
これまでのプログレッシヴ・テックハウス路線に90年代のレイヴ・サウンドやカントリーミュージックなどの要素を加えることで、独自の壮大な世界観と情景が思い浮かぶようなストーリー性を確立し、全体を通じて高揚感が生み出される洗練された完成度の高さを誇るテクノミュージックの魅力とオリジナリティが際立っている傑作アルバムです。













8.5点 KNOWONE – KNOWONE LP 001 [KNOWONE] [CD]

2010年に始動し、アーティスト名を伏せアナログ限定でリリースをしているドイツのダブ・テクノレーベル[KNOWONE]から2011年にリリースされた1作目のアルバムが日本盤でCD化されました。
ダウンテンポにヴォーカルが絡む幻想的なチルアウトトラックや、アシッディーなディープハウス、IDM系トラックなど、美しい音色と魅惑的なリズムが壮大な世界観を作り上げている傑作アンビエント・テクノアルバムです。
今作のアーティストは不明ですが、作風はLudvig Cimbreliu(ALVEOL)BVDUBあたりに近い感じがします。











[DVD]


8点 JEFF MILLS – EXHIBITIONIST 2 [AXIS] [CD+2DVD] 

1990年デトロイトで(マッド)マイク・バンクスとともにハードテクノユニットUNDERGROUND RESISTANCE(UR)を結成し、1992年ソロに転向して以降ハード・ミニマルというジャンルを確立させて、その後も実験的な試みや独自の音楽性を追求しているDJ、アーティストであるJEFF MILLSが2004年にリリースしたDVD「EXHIBITIONIST」の第二弾作品です。
とこどころ流れが途切れてしまうCDはそれほど満足度が高い内容でもありませんが、視点を変化させジェフの手元を見ながら、TR909を使用したライブや、生ドラムとのセッションライブ、実験性の高い即興プレイなどを長時間堪能出来る2枚のDVDは満足度が高い内容で、JEFF MILLSの音楽性を堪能出来る作品になっています。