良かった音楽作品 2019年11月購入分（アルバム Part 1）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]

9点　KAS:ST – ROAD TO NOWHERE [FLYANCE] [2LP]

「2018年1月購入分」で紹介した[FLYANCE]レーベルからのシングルを8.5点、「2018年2月購入分」で紹介した[INFORMA]レーベルからのシングルを9点と高評価し、他にも5作のシングルを紹介してきたフランスの極上ユニットKAS:STが、自身主宰の[FLYANCE]からリリースしたファーストアルバムです。

広大な空間をイメージさせる幻想的でミステリアスなミニマル、ディープテクノ路線だったこれまでのスタイルに、曲中でリズムを変化させる展開を取り入れ、レイヴ、ハードテクノ、ドラムンベース、プログレッシヴ・ハウスなどの要素も加わり、ドラマチックで神々しい世界観の構築を実現した素晴らしい内容です。

8点　AFRIQUA – COLORED [R&S] [2LP]

[R&S]からリリースされた2枚組シングル「VICE PRINCIPLE EP」を以前紹介したベルリンのAFRIQUAがファーストアルバムをリリース。

ボイスサンプルやボーカルを取り入れたアブストラクトなミニマルハウス、ジャジーでエレガントなディープハウス、ファンキーなディスコ、ヒップホップ、アンビエントなどの多彩な音楽性で、ブラックミュージックからの影響を自身のスタイルとして見事に表現した上質な内容です。

7.5点　SLEEP D – REBEL FORCE [INCIENSO] [2LP]

自身主宰の[BUTTER SESSIONS]を中心にリリースするメルボルンの2人組ユニットSLEEP Dが、ニューヨークのAnthony Naples主宰の[INCIENSO]レーベルからファーストアルバムをリリース。

レイヴ・エレクトロ、アシッドテクノ、ブレイクビート、ディープハウスなどのスタイルで自身の世界観を表現した良質な内容です。