2015年10月1日木曜日

良かった音楽作品 2015年6月購入分


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。
作品数や時間の限界もあり他ジャンルはほとんどチェック出来ませんが、日本のガールズ・ダンスポップは自分好みで質の高い作品がけっこう多いので、なるべくチェックするようにしています。






[アルバム]




8.5点 OCTAVE ONE – BURN IT DOWN [430WEST] [CD]

1989年に結成し、別名義を使い分けながら長きに渡ってぶれる事のない音楽性を貫いてきているローレンスとレニーのバーデン兄弟によるデトロイトテクノユニット、OCTAVE ONEによる7年振り5枚目となるアルバムです。
彼らの発するソウルフルでファンクネスな力強いテクノトラックは、過去から現在に至るまで「デトロイトテクノ」という言葉を最も体現していると言ってもよいと思います。
Random Noise Generation名義でリリースされていたシングル「A Better Tomorrow」のリメイクや、2012年にリリースされた「New Life」などの名曲を織り交ぜ、アルバムとしての全体のバランスもクオリティも秀逸で、改めてOCTAVE ONEが信頼出来るアーティストであり続けてくれていることを実感しました。













7.5点 BRAWTHER – ENDLESS [BALANCE] [3LP]

フランス出身のBRAWTHERによる、これまでの発表作品をコンパイルしたベスト盤的ファーストアルバムがシカゴの[BALANCE]レーベルからリリース。
ダブテイストの強い、落ち着いた雰囲気の上質でグルーヴィなディープハウス作品です。













7.5点 PATRICE SCOTT – EUPHONIUM [SISTRUM] [2LP]

2000年代中盤から作品をリリースするデトロイトのPATRICE SCOTTによる、自身のレーベル[SISTRUM]からのファーストアルバムです。
透明感のある、繊細で美しいデトロイトテクノ作品です。











[シングル]




8点 DENIRO  - THE PENAL COLONY [TAPE RECORDS] [12inch EP]

デトロイトテクノの魅力を継承しているアムステルダムの良質レーベル[TAPE RECORDS]の中心アーティスト、REYNIER HOOFTによるプロジェクトDENIROの新作。
ハイクオリティなデトロイトテクノ作品で、アーティストもレーベルも今後の活躍が楽しみです。











7.5点 SVEN WEISEMANN – FALL OF ICARUS EP [DELSIN] [12inch EP]

ドイツの[MOJUBA][ESSAYS]レーベルなどから、独自のスタイルを作り上げた秀逸なダブ・ハウス作品をリリースするベルリンのSVEN WEISEMANNが、オランダの名門[DELSIN]レーベルからリリース。
浮遊感のある美しい旋律と、スモークが掛かったような深みのある世界観から生み出される独特のグルーヴは健在です。







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