2019年1月28日月曜日

良かった音楽作品 2018年6月購入分(シングル Part 1)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]




8点 LISIERE COLLECTIF – LSR No.02 [LSR] [12inch EP]

1作目も以前紹介した、ルーマニアの3人組ユニットLISIERE COLLECTIFが主宰する[LSR]レーベルの2作目となるシングルです。
ディープ・ミニマルハウス主体だったこれまでのリリース作品と比べるとデトロイト・エレクトロの影響が色濃い内容になっており、クオリティの高さをキープしつつ作風の幅を広げた上質な作品に仕上がっています。















7.5点 COLOPHON – HERITAGE [DEEPTRAX] [12inch EP]

[LOWERCASE LIFE]を主宰し、[ROSEDALE]からもリリースするオランダのBas Van VuurdeのプロジェクトCOLOPHONが、アムステルダムの[DEEPTRAX]からリリース。
デトロイテクノの影響を感じさせる良質なコズミック・ディープテクノ作品で、オランダのVc-118Aによるエレクトロテイストのリミックスも収録しています。














7.5点 MARA LAKOUR – NRMND002 (Havantepe Remix) [NRMND] [12inch EP]

[ROOTS FOR BLOOM]などからリリースするフランスの二人組ユニットMARA LAKOURが、Gunnter主宰のパリの新興レーベル[NRMND]からリリース。
良質なディープ・ミニマルハウス作品で、これまでに2作のシングル作品を紹介しているイスタンブールのHavantepeによるダビーなリミックスも好内容です。




2019年1月21日月曜日

良かった音楽作品 2018年5月購入分(アルバム Part 3)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]



9点 SKEE MASK – COMPRO [ILIAN TAPE] [2LP]

Dario ZenkerMario Zenker兄弟が主宰するミュンヘン[ILIAN TAPE]レーベルの主要アーティストであるミュンヘン出身Bryan MullerによるプロジェクトSKEE MASKによる2年振りとなるセカンドアルバムです。
前作は力強く重厚感のあるブレイクビーツ・テクノ中心のスタイルでしたが、深淵でアンビエンスなブレイクビーツ、ドラムンベース、IDM、エレクトロスタイルによって構築された繊細で幻想的な世界観は前作以上にハイクオリティで素晴らしい内容に仕上がっており、今後も更なるアーティストとしての進化を期待せずにはいられない才能が発揮された名作です。













8.5点 DJ BONE – A PIECE OF BEYOND [SUBJECT DETROIT] [3LP]

以前Differ-Ent名義でのアルバムを紹介したデトロイトのベテランEric DulanによるメインプロジェクトDJ BONEが、自身主宰の[SUBJECT DETROIT]からリリースした同名義では11年振り2作目となるアルバムです。
Differ-Ent名義でのアルバムはアンビエンスな作風も織り交ぜたダークめなスタイルでしたが、今作はこれまで長年の活動で貫いてきた無骨でファンキーな自身のデトロイトテクノスタイルを改めて提示し、自身の生き様を明確にするような内容の上質な作品に仕上がっています。












[MIXCD]




8点 WILL SAUL – INSIDE OUT [AUS MUSIC / !K7] [CD]

UKの名門レーベル[AUS MUSIC]を主宰するWILL SAULが、アルバムとコンピレーションの境界を提案する、未発表の新曲オンリーで制作された新シリーズINSIDE OUTと冠するミックス作品です。
インテリジェンステクノ、ダブテクノ、ブレイクビーツ、テックハウス、ミニマルハウス、ダウンテンポなどの幅広い音楽性を1つのパッケージとして見事に組み合わせて表現しているハイクオリティな内容で、今後このシリーズがどのように展開されていくのか楽しみになる作品です。



2019年1月14日月曜日

良かった音楽作品 2018年5月購入分(アルバム Part 2)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]



8.5点 AERA – THE SOUND PATH [PERMANENT VACATION] [CD]

[ALEPH MUSIC]を主宰し、[INNERVISIONS]からの2枚組シングルも以前紹介したベルリンのRalf SchmidtのプロジェクトAERAが、ミュンヘンの[PERMANENT VACATION]からリリースした5年振りとなるセカンドアルバムです。
コズミックやバレアリックなムードで浮遊感のあるダウンテンポ、IDM、ダブハウス、テックハウス、エレクトロなどの作風によって彩られ、美しい世界観が構築された素晴らしい内容です。













8.5点 DEADBEAT – WAX POETIC FOR THIS OUR GREAT RESOLVE [BLKRTZ] [CD]

自身主宰の[BLKRTZ]を中心に[WAGON REPAIR][ECHOCORD]などからもリリースする、カナダ出身Scott MonteithのプロジェクトDADEBEATによる3年振り11作目となるアルバムです。
ルーツ・レゲエ、ダブを基調とし、ボーカルやボイスサンプル.を大々的に取り入れたノンストップ仕様のコンセプチュアルなミニマル・ダブ、ダブテクノ、アンビエント作品で、陶酔感のある世界観の構築とアルバム全体のグルーヴ感が素晴らしい内容に仕上がっています。














8.5点 SURGEON – LUMINOSITY DEVICE [DYNAMIC TENSION] [CD]

[DYNAMIC TENSION]を主宰し、[TRESOR][DOWNWORDS]などからもリリースするUKのベテランSURGEONによる2年振り8作目となるアルバムです。
前作はインダストリアルで実験性が強調されている物足りない内容でしたが、今作は初期のハードミニマル的なグルーヴの魅力と、コズミックでヒプノティックなシンセによる陶酔感のあるディープテクノの魅力が共存する素晴らしい内容で、SURGEONの音楽性の魅力を堪能出来るハイクオリティな作品に仕上がっています。


2019年1月7日月曜日

良かった音楽作品 2018年5月購入分(アルバム Part 1)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]



9点 FLABAIRE – BANDWIDTH [D.KO RECORDS] [2LP]

「2016年10月購入分」で紹介したシングルを「2016年ベスト(シングル)」にも挙げたフランスのRalph MaruaniのプロジェクトFLABAIREが、自身が主宰する[D.KO RECORDS]からリリースしたセカンドアルバムです。
これまでのデトロイトやシカゴの影響が色濃いディープハウス路線に加え、レフトフィールド・ハウスやジャングルなど作風の幅を広げつつクオリティを高めることを成し遂げた、非常に完成度の高い素晴らしい作品です。















7.5点 MICHAEL ZUCKER – DRAW CLOSER [FINALE SESSIONS SELECT] [2LP]

2010年に設立し、Fred PSantigo SalazarKa One & St SeneJaneretLuke Hessなどの名だたるアーティストの作品をリリースしてきたUSの極上レーベル[FINALE SESSIONS]を主宰するMICHAEL ZUCKERによるファーストアルバムです。
エモーショナルで良質なディープハウス、エレクトロ作品です。













7.5点 DEEPBASS – CONTACT WITH THE MACHINE [INFORMA] [2LP]

ファーストアルバムを紹介し、その後シングル2作も紹介してきたグラスゴー出身のDEEPBASSが、自身主宰の[INFORMA]からリリースした2年振りとなるセカンドアルバムです。
安定したクオリティを誇る、スペーシーなモダン・ミニマル、ディープテクノ作品です。