良かった音楽作品 2018年5月購入分（シングル Part 4）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。



[シングル]

8点　HIVER – SPIRITUAL MACHINES EP [OBSCURA] [12inch EP]

「2016年11月購入分」、「2017年11月購入分」で紹介した[CURLE]レーベルからのシングル2作品をともに年間ベストシングルに挙げ、「2018年2月購入分」で紹介した[LET]レーベルからのシングルも8.5点と高評価し続けている極上アーティストであるイタリアの二人組ユニットHIVERが、イタリアのAgents Of Timeが主宰する[OBSCURA]レーベルからリリース。

幻想的でアンビエンスなディープテクノのオリジナル3曲に加え、[HIVERN]からのシングルを以前紹介したOrbeによるスペーシーなリミックスと、[Spazio Disponibile]からリリースするCrossing Avenueによるヒプノティックなリミックスも共に好内容で、トータルクオリティの高いディープテクノ作品に仕上がっています。

7.5点　UPSAMMY – ANOTHER PLACE [NOUS’KLAER AUDIO] [12inch EP]

オランダの新鋭アーティストThessa TorsingのプロジェクトUPSAMMYのデビューシングルが、ロッテルダムの[NOUS’KLAER AUDIO]からリリース。

幻想的なインテリジェンステクノ、ブレイクビーツ作品で、今後のリリースにも期待したくなる内容です。

7.5点　POLYFAN POLYPHENIX – POLY SCHEMATIC EP [RAWAX MOTOR CITY EDITION]

Matt StarやStar_dub名義などで多くの作品をリリースするドイツのMatthias Schildgerによる新たなプロジェクトPOLYFAN POLYPHENIX名義での初となるシングルが、[RAWAX]傘下のデトロイト、シカゴ系サウンドシリーズである[RAWAX MOTOR CITY EDITION]からリリース。

他名義での作風とは異なるデトロイト・エレクトロやテック・ファンクスタイルの良質な内容です。

良かった音楽作品 2018年5月購入分（シングル Part 3）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。



[シングル]

8.5点　D&S – SOURCES OF LIGHT [GIRADA UNLIMITED] [12inch EP]

ベルギーの[ORBIS X]レーベルからのファーストシングルも以前紹介したオランダの二人組ユニットD&Sによるシングルが、スペインのJulian Perez主宰[GIRADA UNLIMITED]からリリース。

エモーショナルで美しいデトロイテクノ、エレクトロ路線の作風を継続させながらクオリティは前作を上回る素晴らしい内容で、今後の作品も期待せずにはいられない注目のアーティストです。

7.5点　DARREN HARRIS – TEARS [FEROX] [12inch EP]

UKの名門レーベル[FEROX]から、新鋭アーティストDARREN HARRISによるデビューシングルがリリース。

良質なデトロイテクノ、エレクトロ作品です。

7.5点　NO MOON – INFINITE DREAMZ EP [CRAIGIE KNOWES] [12inch EP]

[LOBSTER THEREMIN]傘下の[X-KALAY]、[MORK]などからリリースするマンチェスターのFred ShepherdによるプロジェクトNO MOONが、グラスゴーの[CRAIGIE KNOWESレーベルからリリース。

スペーシーで美しいピュアテクノ、エレクトロ作品です。

良かった音楽作品 2018年5月購入分（シングル Part 2）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]

8.5点　FERAL – CLIMBING HIMALAYA PART Ⅱ [HYPNUS] [12inch EP]

「2018年3月購入分」で紹介し8.5点と高評価した、イタリアのAlessandro BartittaによるプロジェクトFERALがスウェーデンの[HYPNUS]からリリースしたEP「CLIMBING HIMALAYA PART Ⅰ」の続編となるシングルです。

醸し出される神聖でトライバルなムードと、卓越したサウンドプロダクションによる音色やグルーヴの心地良さで聴く者を陶酔させる極上のディープ・ダブテクノ作品で、今後の作品にも期待せずにはいられない素晴らしい才能が発揮された内容です。

7.5点　KON001 – 65489 CETO [PULSE DRIFT] [12inch EP]

Eoismが主宰するドイツの[PULSE DRIFT]から、ギリシャの新鋭アーティストKON001によるデビューシングルがリリース。

Drexciyaの影響を色濃く感じさせる神秘的で深みのあるエレクトロ、テックファンク作品です。

7.5点　ADAM SOLOMON – ANALOG EXPRESSIONS EP [O.C.D.] [12inch EP]

ドイツの新興レーベル[O.C.D.]から、モントリオールの新鋭アーティストADAM SOLOMONのデビューシングルがリリース。

初期デトロイトテクノ、エレクトロの影響が色濃いミニマルハウスやネオ・エレクトロ作品で、今後のリリースも楽しみな内容です。

良かった音楽作品 2018年5月購入分（シングル Part 1）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]

8.5点　CONFORCE – ZERO POINT FIELD EP [BRIGHT SOUNDS] [12inch EP]

「2017年11月購入分」で紹介した[DELSIN]からのアルバムを「2017年ベスト（アルバム）」にも挙げたオランダのBoris BunnikによるプロジェクトCONFORCEが、ベルリンの[BRIGHT SOUNDS]から初となるシングルリリース。

ダブテクノ、ダウンビート、アンビエントなどの要素を取り込みながら確立させた、オリジナリティに富んだ深みのある幻想的なディープテクノ路線がさらに円熟味を増し、アーティストとしての成熟度がさらなる高みへ向かっていると感じさせる素晴らしい内容です。

7.5点　EARTH TRAX & NEWBORN JR – MAZE EP [DOPENESS GALORE] [12inch EP]

「2017年10月購入分」で紹介した[LOST PALMS]からのシングルを「2017年ベスト（シングル）」に挙げ、これまでに3作のシングルを紹介してきたポーランドのBartosz KruczynskiのプロジェクトEARTH TRAXと、その相棒でこれまでにも共作しているNEWBORN JRによるシングルがオランダの[DOPENESS GALORE]からリリース。

メランコリックで幻想的なブレイクビーツ・ハウス、フローティングハウス、アンビエント作品で、独自の世界観が構築された良質な内容です。

7.5点　IMRE KISS – STRANGERS [MORK] [12inch EP]

[LOBSTER THEREMIN]や[FARBWECHSEL]からリリースするハンガリーのIMRE KISSが、[LOBSTER THEREMIN]のサブレーベルであるUKの[MORK]からリリース。

幻想的で深みのある良質なディープ・アシッドハウス、ディープ・エレクトロ、ブレイクビーツ作品です。

良かった音楽作品 2018年4月購入分（アルバム）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。

[アルバム]

8点　DANIEL AVERY – SONG FOR ALPHA [PHANTASY SOUND] [CD]

ロンドンの[PHANTASY SOUND]からのリリースをメインに、FabricliveやDJ Kicksシリーズからミックス作品のリリースもしているUKのDANIEL AVERYによる、5年振りとなるセカンドアルバムです。

幻想的な世界観が構築された上質なアシッド、ディープ・エレクトロ、アンビエント、ミニマル、ディープテクノ作品です。

8点　EFDEMIN – NAIF [CURLE] [CD]

ドイツの[DIAL]とベルギーの[CIRLE]レーベルを中心にリリースしているベルリンのPhillip SollmannによるプロジェクトEFDEMINによる、自身の新曲10曲と他アーティストの未発表音源19曲で構成された[CIRLE]から2作目となるDJミックス作品です。

スペーシーなミニマルテクノ、ディープテクノをアグレッシヴかつグルーヴィーに展開した上質な内容です。

8点　STEVEN RUTTER – BRAINFOG [FIRESCOPE] [2LP]

RedcellやMusicology名義も含め、90年代前半からMichael GoldingとのユニットB12として[WARP]や[B12]レーベルからリリースし、2016年からは自身の作品以外にもハイクオリティなリリースを続ける[FIRESCOPE]レーベルを主宰するSTEVEN RUTTERによる、ソロとしては初となるアルバムです。

IDM寄りである近年のB12スタイルと、初期のスタイルであるデトロイトテクノ影響下にあるインテリジェンステクノ路線の音楽性を集約するような、美しく繊細で深みのある上質なUKテクノ作品に仕上がっています。

良かった音楽作品 2018年4月購入分（シングル Part 2）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]

8.5点　KARIM SAHRAOUI – PLENITUDE EP [R&S] [12inch EP]

「2017年5月購入分」で紹介した[COMPOST]レーベルからのシングルを「2017年ベスト（シングル）」に挙げ、「2016年11月購入分」で紹介した[ARTS TRANSPARENT]レーベルからのシングルを「2016年ベスト（シングル）」に挙げ、それ以外にも4作のシングルをこれまでに紹介してきた極上アーティストであるフランスのKARIM SAHRAOUIが、ベルギーの老舗レーベル[R&S]から初となるシングルをリリース。

神秘的でエモーショナルな陶酔感のあるディープテクノ、ハイテックソウル作品で、幻想的で美しい世界観の構築が見事な極上の作品に仕上がっています。

7.5点　JASPER WOLFF & MAARTEN MITTENDORFF – TESSERACT [DELSIN] [12inch EP]

デトロイトテクノインフルエンスなテクノやミニマル作品を限定でリリースするアムステルダムの優良レーベル[INDIGO AERA]を主宰し、同レーベルを中心にリリースしているJASPER WOLFF & MAARTEN MITTENDORFFが、オランダの名門[DELSIN]から初となるシングルをリリース。

神秘的な雰囲気を醸し出す深みのある良質なディープテクノ作品で、Steracによるリミックスを収録した4曲入りです。

7.5点　BUD BURROUGHS – MAIL ART EP [SEVENTH SIGN] [12inch EP]

グラスゴーの[SEVENTH SIGN]から、スコットランドの新人BUD BURROUGHSによるデビューシングルがリリース。

デトロイトテクノ直系とも言えるエモーショナルなテックハウス、エレクトロ、ディープハウス作品で、今後のリリースにも期待したくなる良質な内容です。

良かった音楽作品 2018年4月購入分（シングル Part 1）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[シングル]

8.5点　3KZ – A LOVE SUPREME [ARTS] [12inch EP]　

2030名義ではデトロイトテクノ、Kaelan名義ではミニマルテクノ、Lxm名義ではダブテクノ作品をリリースするイタリアのNico Campanellaと、Z.I.P.P.O名義で自身主宰の[FIDES]を中心にデトロイトインフルエンスなミニマルテクノをリリースするイタリアのGiuseppe Maffeiによるユニット3KZが、イタリアの[ARTS]からシングルリリース。

「2017年4月購入分」で紹介したファーストアルバムを「2017年ベスト（アルバム）」にも挙げましたが、今作も躍動感のあるグルーヴと陶酔感のある美しい音色がマッチしたミニマルテクノ、ディープテクノ、インテリジェンステクノスタイルのハイクオリティな内容で、今後のリリースも引き続き期待せずにはいられません。

8点　DEREK CARR – LIQUID INDUSTRIES [WHY SO SERIES] [12inch EP]

「2017年9月購入分」で紹介し「2017年ベスト（シングル）」にも挙げた[FIRESCOPE]レーベルからの作品を筆頭に、[FOR THOSE THAT KNOE]や[POLEN]からのリリース作品を紹介してきたアイルランドのDEREK CARRが、ルーマニアの[WHY SO SERIES]からリリース。

近年リリースが活発化しながらも常に高いクオリティを保ち、今作はいつにも増してデトロイトテクノからの影響を色濃く感じさせる作風の上質な作品に仕上がっています。

7.5点　TOMINORI HOSOYA – MOMENTS [LIGHTS] [12inch EP]

[TH PRESSING]、[TC WHITE]レーベルを主宰し、Tomi Chair名義作品も含めこれまでにも多くの作品や優良コンピレーションへの参加作品を紹介してきた日本のTOMINORI HOSOYAが、過去にデジタルリリースされていた楽曲に新曲を加えた全4曲収録のシングルを新レーベル[LIGHT]からリリース。

TOMINORI HOSOYAサウンド特有のエモーショナルで瑞々しい美しさが表現された良質なディープハウス作品です。

良かった音楽作品 2018年3月購入分（アルバム Part 2）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。




[アルバム]

8点　DEEP’A & BIRI – DOMINANCE [BLACK CROW] [2LP]

[TRANSMAT]、[GIGOLO]、[BALANS]などからもリリースし、これまでに2作のシングルを紹介してきたイスラエルのユニットDEEP’A & BIRIが、自身主宰の[BLACK CROW]からリリースしたフィジカルでは初となるアルバムです。

繊細で深みのあるディープテクノ、ミニマルテクノ、ダブテクノ作品です。

8点　JOHN DIMAS – ONE AGAINST TIME [ELEPHANT MOON] [3LP]

[CLAAP]、[TRAVERNA TRACKS]、[ONE RECORDS]などからリリースするギリシャ出身のJOHN DIMASが、自身主宰の[ELEPHANT MOON]からリリースした3枚組ファーストアルバムです。

スペーシーな雰囲気のミニマルハウス、ブレイクス、ダウンビート、ネオ・エレクトロ作品で、自身の音楽スタイルを表現してまとめ上げた集大成的な上質なアルバムに仕上がっています。

[MIXCD]

7.5点　DEETRON – DJ KICKS [!K7] [CD]

90年代から活動するスイスのベテランDEETRONが、[!K7]のDJ MIXシリーズであるDJ KICKSからリリース。

ボーカルトラックをバランス良く配置したメロディアスなテックハウス、テクノ、ディープハウススタイルの良質な作品です。

良かった音楽作品 2018年3月購入分（アルバム Part 1）

購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。

主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。



[アルバム]

8点　PATLAC – BLINDED [CONNAISSEUR] [2LP]

[LIEBE DETAIL]などからリリースするドイツのPatrick MullerのプロジェクトPATLACが、オッフェンバッハの[CONNAISSEUR]からリリースしたファーストアルバムです。

メランコリックなムードが漂う上質なディープハウス、エレクトロ作品です。

7.5点　UNBALANCE – UNBALANCE TEN [UNBALANCE] [2LP]

自身主宰の[UNBALANCE]や[REBALANCE]を中心にリリースするロシアのAleksandr MatlakhovのプロジェクトUNBALANCEによる、レーベル10作品目となるファーストアルバムです。

ストイックでシリアスなモダン・ミニマル、ブレイクビーツ、ディープテクノ作品です。

[MIXCD]

8点　JAMES ZABIELA – BALANCE 029 [BALANCE] [2CD]

[BORN ELECTRIC]レーベルを主宰し、これまでも数多くのミックス作品をリリースしているUKのJAMES ZABIELAが、[BALANCE]のMIXCDシリーズからリリース。

ダウンテンポ、エレクトロニカ、ノンビートなどが中心のDisc1はそれほど魅力的な構成ではありませんが、全体的にメランコリックな雰囲気のテックハウス、ディープ・エレクトロ、ミニマルテクノをバランス良く配置した見事な構成でグルーヴ感を生み出しているDisc2が上質な内容です。