2020年10月26日月曜日

良かった音楽作品 2019年ベスト(シングル)


毎月紹介している良かった音楽作品の中から「2018年12月~2019年11月購入作品」を対象に、特に良かった作品(10点満点中8.5点以上)をまとめて紹介します。





[シングル]





9.5点 REEDALE RISE – FOREST CANOPY [SUBWAX EXCURSIONS] [12inch EP]

「2017年5月購入分」で紹介した[FRUSTRATED FUNK]からのシングルを「2017年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年9月購入分」で紹介した[SPAECIAL]からのシングルを「2018年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年11月購入分」で紹介したファーストアルバムを9.5点と高評価して「2018年ベスト(アルバム)」に挙げたUKREEDALE RISEが、スペインの上質レーベル[SUBWAX EXCURSIONS]からリリース。
この路線のトップアーティストと言っていい、卓越したサウンドプロダクションによって生み出されるフューチャリスティックでロマンチックな世界観の構築力は健在で、アシッドサウンドを効果的に取り入れた叙情的で美しいエレクトロ、テックファンク、ブレイクビーツ作品に仕上がっており、アーティストとしてのさらなる進化を感じさせる極上の作品です。













9.5点 STEPHEN LOPKIN – IMITATOR EP [DISTANT WORLDS] [12inch EP]

「2014年9月購入分」で紹介したシングルを「2014年ベスト」に挙げ、「2016年7月購入分」「2016年5月購入分」で紹介したシングルをどちらも「2016年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年8月購入分」で紹介したアルバムを9.5点と高評価して「2018年ベスト(アルバム)」に挙げたグラスゴー出身の極上アーティストSTEPHEN LOPKINが、John Shima主宰UK[DISTANT WORLD]からシングルリリース。
初期デトロイトテクノの影響が色濃いこれまでの作品同様に、煌びやかな音色が幻想的に響く、感傷的でエモーショナルな美しいアシッド・テクノ、コズミック・テクノスタイルは更に磨きがかかり、アーティストとしての特性と成熟が遺憾なく発揮された素晴らしい内容に仕上がっています。












9点 ARDB – MIND DRIFT EP [GEODESIC] [12inch EP]

3人組ユニットLisiere Collectifとしても活動するルーマニアのArdeleanu BogdanによるプロジェクトARDBのデビューシングルが、自身主宰の新レーベル[GEODESIC]1作目としてリリース。
スペーシーでダビーなエレクトロで非常にクオリティが高いオリジナルに加え、これまで紹介した5つの作品を8.5点以上と高評価しているUKの極上アーティストReedale Riseによる最高級のコズミック・エレクトロに仕上げられたリミックスを収録した素晴らしい内容です。












9点 THOMAS GRAY & LIAM EBBS – 3DAYS, 2NIGHTS [ANALOGUE ATTIC] [12inch EP]

シドニーの[BLACK WATTLE]レーベルを主宰するTHOMAS GRAYLIAM EBBSによるユニットが、メルボルンの[ANALOGUE ATTIC]からリリース。
メランコリックで透明感のあるニューエイジ、アンビエント、ジャジー・ハウス、ブレイクビーツ、ディープ・アシッドなどのスタイルによって優雅で美しい世界観が構築されたドラマチックな内容。
今後のリリースも期待せずにはいられない素晴らしい作品です。












9点 ASYNCRONOUS – THE ART OF FIGHTING IN A DREAM [SLOW LIFE] [12inch EP]

「2017年ベスト(レーベル)」「2018年ベスト(レーベル)」にも挙げ、一貫して良作をリリースし続けているベルリンの極上レーベル[SLOW LIFE]から、ウクライナの2人組ユニットASYNCRONOUSのデビューシングルがリリース。
アーティスティックで深みのある幻想的な世界観が構築された非常にハイクオリティなIDM、アンビエントテクノ、ダウンテンポ、ブレイクビーツ作品で、レーベルの音楽性としてもこれまでとは異なる新たなスタイルが提示され、アーティストとしても今後の作品に期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












9点 JANERET – UCHUSEN EP [YOY] [12inch EP]

「2016年4月購入分」「2016年10月購入分」「2016年11月購入分」で紹介した[FINALE SESSIONS][BERG AUDIO][ROLA]レーベルからのシングルを全て「2016年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年2月購入分」で紹介した[TARTOUFFE]レーベルからのシングルを「2018年ベスト(シングル)」に挙げたフランスの極上アーティストJANERETが、[YOYAKU]のサブレーベル[YOY]からリリース。
基本スタイルであるダビーなミニマルハウスに加え、コズミックテイストなエレクトロ、ブレイクスを取り入れた「UCHUSEN」というタイトルに沿うコンセプチュアルな内容で、作風の幅を広げつつクオリティの高さがキープされた素晴らしい作品に仕上がっています。












9点 CAMELIA – FORERUNNER EP [FAKE SOCIETY] [12inch EP]

2017年に[BOTANIC MINDS]でデビューし、[SPORTS][RORA]からもリリースするマイアミのDylan LopezによるプロジェクトCAMELIAが、イタリアの新レーベル[FAKE SOCIETY]からリリース。
煌びやかで美しい情景が思い浮かぶ幻想的なムードが漂う極上のダビー・ミニマルハウス作品で、アーティスト、レーベルともに今後のリリースを期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












9点 DEREK CARR – SA 002 [SUBCONSCIOUS ALGORITHMS] [12inch EP]

「2017年9月購入分」で紹介した[FIRESCOPE]レーベルからの作品を「2017年ベスト(シングル)」にも挙げ、「2018年7月購入分」で紹介した[FEROX]からのシングルと「2018年8月購入分」で紹介した[CRAIGIE KNOWES]からのシングルを「2018年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年8月購入分」で紹介したアルバムを「2018年ベスト(アルバム)」に挙げ、他にも3作のシングルを紹介してきたアイルランドの極上アーティストDEREK CARRが、UKの新興レーベル[SUBCONSCIOUS ALGORITHMS]からリリース。
幻想的で美しい、アシッドサウンドを巧みに使用したロマンチックなインテリジェンステクノ、エレクトロ作品で、圧倒的なクオリティの高さを誇る素晴らしい内容です。












8.5点 GONNO & NICK HOPPNER – LOST [OSTGUT TON] [12inch EP]

1作目も以前紹介した、ベルリンの[OSTGUT TON]レーベルの中心アーティストであるNICK HOPPNERと東京拠点のアーティストGONNOによるコラボシングルの2作目が3年振りにリリース。
煌びやかでドリーミーなテックハウス、ダビーなディープ・ディスコ、壮大でドラマチックなギャラクティック・ハウスの3トラック全てがハイクオリティで、両者のアーティストとしての魅力が発揮された素晴らしい内容です。












8.5点 REKAB – MUSIC MAKES IT BETTER EP [WHERE WE MET] [12inch EP]

ヴェネチアに拠点を置くイタリアの[WHERE WE MET]レーベルから、UKの新人アーティストREKABのデビューシングルがリリース。
スペーシーで感傷的なインテリジェンステクノ、エレクトロ作品で、今後のリリースを期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












8.5点 PRIMARY PERCEPTION – RETROFITTED FUTURE Vol.3 [SLOW LIFE] [12inch EP]

「2017年5月購入分」で紹介したファーストアルバムを9点、「2017年11月購入分」で紹介したシングルを9点と高評価し、前作シングルも紹介したカナリア諸島出身のユニットPRIMARY PERCEPTIONが、これまで紹介した作品同様ベルリンの[SLOW LIFE]レーベルからリリース。
スペーシーでファンキーなブレイクス、テックジャズ、テックファンク、アンビエントなどのスタイルで独自のフューチャリスティックな世界観を表現する音楽性を確立させたと言える素晴らしい内容です。












8.5点 SOUND SYNTHESIS – IC 4406 EP [NEBULAE] [12inch EP]

Stimulus Timbre名義でもリリースするマルタ出身のKeith FarrugiaによるプロジェクトSOUND SYNTHESISが、バルセロナの新興レーベル[NEBULAE]からリリース。
スペーシーな世界観が構築された美しくエモーショナルなアシッド・エレクトロ作品で、アーティスト、レーベルともに今後のリリースが楽しみになる素晴らしい内容です。












8.5点 TIM JACKIW – ECHO WAVES EP [OFFWORLD] [12inch EP]

「2018年1月購入分」で紹介した[SLOW LIFE]レーベルからのシングル、「2019年4月購入分」で紹介した[OFFWORLD]レーベルからのシングル「2019年8月購入分」で紹介した[KONTRAPUNKT]レーベルからのシングル、「2019年7月購入分」で紹介した[DEEPTRAX]からのアルバムを全て8.5点と高評価したオーストラリアの極上アーティストTIM JACKIWが、オーストラリアの[OFFWORLD]から4作目となるシングルをリリース。
デトロイトテクノの影響が色濃い叙情的でロマンチックなコズミックテクノ、エレクトロ路線の素晴らしい内容です。












8.5点 SLACKER – LEVIATHAN [LOBSTER UNDR] [12inch EP]

2017年にUK[LOBSTER THEREMIN]からのリリースでデビューしたブリストルを拠点とするアーティストSLACKERが、傘下レーベルである[LOBSTER UNDR]からリリースしたセカンドシングルです。
幻想的でメランコリックなムードが漂うアシッド・ブレイクビーツ、ダブテクノ、エレクトロ作品で、今後のリリースも期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












8.5点 TIM JACKIW – CITY IN THE CLOUDS EP [KONTRAPUNKT] [12inch EP]

「2018年1月購入分」で紹介した[SLOW LIFE]レーベルからのシングル、「2019年4月購入分」で紹介した[OFFWORLD]レーベルからのシングル、「2019年7月購入分」で紹介した[DEEPTRAX]からのアルバムを全て8.5点と高評価したオーストラリアの極上アーティストTIM JACKIW、ドイツのライプツィヒの[KONTRAPUNKT]レーベルからリリースしたシングルです。
ドリーミーなディープハウス、叙情的でロマンティックなコズミックテクノ路線の素晴らしい内容です。












8.5点 NEMO VACHEZ – ALPHA COLONY [RAKYA] [12inch EP]

[FOREST ]レーベルを主宰するフランスの新鋭アーティストNEMO VACHEZが、パリの[RAKYA]レーベルからリリース。
スペーシーでフューチャリスティックなエレクトロ、アシッド、ブレイクビーツ作品で、今後のリリースも期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












8.5点 KOSH – ENDLESS QUEST [EUDEMONIA] [12inch EP]

モロッコの新鋭アーティストYoussef BenjellounによるプロジェクトKOSH2作目となるシングルが、ドイツの新興レーベル[EUDEMONIA]からリリース。
クールでスペーシーなテクノ、ブレイクビート、テックファンク、アシッド、エレクトロ作品で、非常にクオリティが高く、今後のリリースにも期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












8.5点 EDWARD – HOOKED ON MAGIC [GIEGLING] [12inch EP]

「2018年6月購入分」で紹介したサードアルバムを8.5点と高評価し「2018年ベスト(アルバム)」にも挙げたベルリンのEDWARDが、これまでも多くの作品をリリースしてきている[GIEGLING]からシングルリリース。
近作で提示していたアブストラクトなミニマルハウス路線にデトロイトテクノ要素を加えることでさらに作風の幅を広げ、アーティストとしての進化を示しつつ高いクオリティをキープした素晴らしい作品に仕上がっています。












8.5点 TIM JACKIW – ENDLESS CYCLES [OFFWORLD] [12inch EP]

「2018年1月購入分」で紹介した[SLOW LIFE]レーベルからのシングルを8.5点と高評価して「2018年ベスト(シングル)」に挙げたオーストラリアのTIM JACKIWが、自身主宰の[OFFWORLD]からリリースした同レーベル3作目となるシングルです。
デトロイトテクノの影響が色濃い、叙情的でロマンチックなコズミックテクノ、アンビエントテクノ作品で、アーティストとしての実力が遺憾なく発揮された素晴らしい内容です。












8.5点 REEDALE RISE – PRESSURE DROP [20:20 VISION] [12inch EP]

「2018年11月購入分」で紹介した[KONDI]からのファーストアルバムを9.5点と高評価して「2018年ベスト(アルバム)」に挙げたほか、「2017年5月購入分」で紹介した[FRUSTRATED FUNK]からのシングルを「2017年ベスト(シングル)」に挙げ、「2018年9月購入分」で紹介した[SPAECIAL]からのシングルを「2018年ベスト(シングル)」に挙げ、「2019年1月購入分」で紹介した[SUBWAX EXCURSIONS]からのシングルを9.5点と高評価したUKの極上アーティストREEDALE RISEが、UK[20:20 VISIONS]からは初となるシングルリリース。
繊細で魅惑的な音色が際立つ卓越したサウンドプロダクションが発揮されたフューチャリスティックで叙情的なディープ・エレクトロ、テック・ファンク作品で、自身のスタイルが確立された非常にクオリティの高い素晴らしい内容です。
























8.5点 GABRIEL - 33 CURIAL EP [D.KO] [12inch EP]

フランスの[D.KO]レーベルの設立メンバーでもあり、Rag Dabonsというユニットでも活動するGABRIELによるソロ名義では初となるシングルです。
幻想的でヒプノティックな世界観が構築された、浮遊感のあるブロークンビーツ、インテリジェンステクノ、アンビエント作品で、今後のリリースにも期待せずにはいられない素晴らしい内容です。












8.5点 3KZ – VOLVERE [FIDES] [12inch EP]

「2017年4月購入分」で紹介したファーストアルバムを8.5点と高評価し「2017年ベスト(アルバム)」に挙げ、「2018年4月購入分」で紹介した[ARTS]からのシングルを8.5点と高評価し「2018年ベスト(シングル)」に挙げた、イタリアのNico CampanellaGiuseppe Maffeiによるユニット3KZが、自身主宰の[FIDES]から2作目となるシングルです。
幻想的でスピリチュアルな世界観が構築された素晴らしいインテリジェンステクノ、エレクトロ、ダウンテンポ作品です。

 










8.5点 HUERTA – LOUNGE LIZARD EP [SLOW LIFE] [12inch EP]

時代を問わないテクノ、ハウスの魅力を追求するスタンスで良作を連発し、「2017年ベスト(レーベル)」「2018年ベスト(レーベル)」にも挙げたベルリンの[SLOW LIFE]レーベルから、[AMADEUS][LET’S PLAY HOUSE]などからリリースするロサンゼルス出身のSteve HuertaによるHUERTA名義でのシングルがリリース。
レーベルカラーに合わせたUKガラージ、ジャズ、ブロークン・ビーツ、ミニマル・ファンクなどのスタイルで、これまでのディープハウスやテックハウス路線とは異なる新たな魅力が発揮された素晴らしい作品に仕上がっており、今後のアーティストとしての進化にも期待せずにはいられません。












8.5点 TAPE HISS – EPHEMERAL BEAUTY [LOVE NOTES] [12inch EP]

これまでにも2作のシングル作品を紹介してきたブルックリン出身のTAPE HISSが、ホームレーベルである[LOVE NOTES]から5作目となるリリース。
メランコリックで美しいエモーショナルな世界観が構築されたディープハウススタイルの追求が深化し、洗練された独自のスタイルとして確立され、アーティストとしての進化を感じさせる素晴らしい内容に仕上がっています。













8.5点 STEVEN RUTTER & KIRK DEGIORGIO – BRACONIAN BETA [FIRESCOPE] [12inch EP]

「2018年ベスト(レーベル)」にも挙げた[FIRESCOPE]レーベルを主宰しB12としても90年代から活動するUKSTEVEN RUTTERと、[B12]レーベルでデビューしたあと[APPLIED RHYTHMIC TECHNOLOGY(A.R.T)]レーベルを設立し90年代からAs One名義でも活動するUKのKIRK DEGIORGIOによるコラボシングルです。
デトロイトテクノ影響下の初期インテリジェンステクノスタイルの主力アーティストでもあった両者の音楽性が存分に発揮され、どちらの単独作品でも成し得ないようなそれぞれの作風の特徴が有効に作用しているロマンティックな極上のハイテック・ソウル作品に仕上がっています。



2020年10月19日月曜日

良かった音楽作品 2019年11月購入分(アルバム Part 4)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。





[アルバム]




8.5点 KEN ISHII – MOBIUS STRIP [U/M/A/A] [2CD]


90年代前半から活動する日本のKEN ISHIIによる、13年振り9作目となるアルバムです。

Jeff MillsDosemGo Hiyamaとのコラボ曲を含むアグレッシヴなミニマルテクノ、ドリーミーで美しいテックハウス、スペーシーなアンビエントテクノ、エクスペリメンタル・テクノなどのスタイルで自身の音楽性を表現し、繊細な音色の心地良さや完成度の高さは歴代のアルバムで最高と言ってもいい素晴らしい内容です。














8点 WILL SAUL – OPEN TOO CLOSE [AUS MUSIC] [CD]


[AUS MUSIC]レーベルを主宰するUKのWILL SAULによる、14年振り2作目となるアルバムです。

ボーカルサンプルを巧みに活用し、ダウンビート、ブレイクビーツ、ソウル、ファンク、レイヴなどの幅広いスタイルを組み込んだディープハウス作品で、トータルバランスにも優れた上質な内容です。















7.5点 LAPALUX – AMNIOVERSE [BRAINFEEDER] [CD]

UKStuart HowardによるプロジェクトLAPALUXが、メインレーベルであるFlying Lotus主宰の[BRAINFEEDER]から2年振り4作目となるアルバムをリリース。

恍惚感のある叙情的なブレイクビーツ、アシッド、レイヴ、アンビエント作品です。




2020年10月12日月曜日

良かった音楽作品 2019年11月購入分(アルバム Part 3)


購入した音楽作品の中から、独自の満足度10点満点中7.5点以上の作品を紹介します。
主にデトロイトテクノ、ダブテクノ、テクノ、エレクトロ、テックハウス、ディープハウスなどのクラブミュージック作品をチェックしています。





[アルバム]




9点 JOHN BELTRAN – EP’S & SINGLES Vol.1 [BLUE ARTS MUSIC] [CD]


「2019年3月購入分」で紹介したPlacid Anbgles名義のアルバムを8.5点、「2016年8月購入分」で紹介した[SOUL RESERCH]からのシングルを8.5点と高評価し、他にもシングル1作、アルバム3作を紹介してきたデトロイト第2世代の極上アーティストJOHN BELTRANのシングル収録曲をコンパイルしたアルバムが福岡の[BRUE ARTS MUSIC]からリリース。

JOHN BELTRANの真骨頂とも言える哀愁感漂う美しい珠玉のデトロイトテクノ作品で、時代を超越した普遍的な魅力を堪能できる素晴らしい内容です。















8点 JORIS VOORN - //// (Four) [SPECTRUM] [2LP]


「2014年4月購入分」で紹介したDark Science名義のシングルを8.5点と高評価し、他にもシングル4作、アルバム1作、MIXCD1作を紹介してきたオランダの極上アーティストJORIS VOORNが、5年振り4作目となるアルバムを自身主宰の[SPECTRUM]からリリース。

UnderworldHaelosMichiel Borstlapとのコラボ曲も収録した、叙情性に溢れたメロディアスで上質なテックハウス作品です。














7.5点 INSTINCT – STILL LIFE [INSTINCT] [2LP]

メインプロジェクトであるBurnski名義のアルバムも以前紹介したUKJames BurnhamによるプロジェクトINSTINCTが、シングル6作を経てリリースしたファーストアルバムです。

エモーショナルなUKガラージ、ドラムンベース、ブレイクス、ダウンテンポ、アンビエント作品で、INSTINCT名義で表現してきたスタイルが集約された良質な内容です。